ライフネット生命の誠実さ

ネット通販のライフネット生命

インターネットで申し込みまで完了するいわゆる「ネット生保」のさきがけが
ライフネット生命です。

ネットでいろいろなサービスが始まって、
当初(今でもそうですが)、かなり及び腰だった金融庁も結局首を縦に振って、
インターネット専業の生命保険が誕生しました。

今までも、資料請求とか保険料の試算などは、
インターネットでできるものもありましたが、
申込みまでできる、しかも、インターネットだけで保険の募集をする会社というのは、
ライフネット生命が初めてでした。

ライフネット生命の特徴

それは、何といっても保険料の安さです。

たとえば、30歳男性で、10年満了1000万円の定期保険の場合だと、
ライフネット生命:月々1230円
かんぽ生命:月々3000円
と、倍以上違います。

支払総額を比べてみると、
ライフネット生命:1230円x12か月x10年=147,600円
かんぽ生命:月々3000円x12か月x10年=360,000円
と、同じ保障内容なのに212,400円も違います。

これを見て、「自分はかんぽ生命に入る」という人はあまりいないでしょう。

ただし、これが加入年齢が30歳ではなく、50歳の場合、
少し状況が変わってきます。

月払保険料は、
ライフネット生命:5,393円
かんぽ生命:7,200円

というように、ライフネット生命のほうが安いのは確かですが、
加入年齢が30歳の場合と比べて、割安感が少し薄れます。

若い世代には、よりメリットのある保険料設定だということがわかりますが、
これは、ライフネット生命も認めています。

一般的に、それほど所得が多くない若い世代でも、
ちゃんと保険に入れるような保険商品を販売しようというコンセプトとのことです。

ライフネット生命は誠実

保険料が安いという特徴と関連して、
実は生保業界ではライフネット生命しか行っていない「すごいこと」があります。

それは、保険料の内訳を公開している
ということです。

すなわち、一般の取引で言えば、
原価と利益を公表しているということです。

実は、これをライフネット生命がやるという話が出たときに、
業界は一斉に反発しました。

というのも、これが公開されると、
自社がいかに利益を乗せているかがばれるからです。

それでも、ライフネット生命は公開に踏み切り、
保険会社の利益構造が、白日の下にさらされました。

大手生保をはじめとする国内生保各社が、
いかに大きな利益を得ているかがよく分かったのと同時に、
こういった会社の保険に加入していると、
何かその保険会社のために保険料を払っている気にもなってくるほどです。

もともと、ライフネット生命は、日本生命の上層部だった人が、
「今日本で売られている生命保険は、高い募集コストのせいで、
高い保険料設定になっている。販売コストを大幅カットして、
合理的な保険料の保険を世の中に提供したい」
というコンセプトでスタートした会社です。

保険料の内訳公開も、そのコンセプトどおりで、
大変好感を持てる会社で、個人的には好きな保険会社です。