保険と資格

保険と資格

保険の営業に携わるためには、必ず保険の募集人資格を持っている必要があります。

保険関連資格の種類

  • 生命保険募集人資格:これを持っていないと、生命保険の募集に携わることができません。一般的には、生命保険会社に入社すると、一か月研修を受けて、最後に一般課程試験という試験に合格して、生命保険募集人の資格を得て、営業活動に入るという流れになります。
  • ライフコンサルタント:専門課程試験に合格すると与えられる称号
  • シニアライフコンサルタント:応用課程試験に合格すると与えられる称号
  • トータルライフコンサルタント:生保大学課程試験6科目全てに合格すると与えられる称号

これらの資格は、業界統一資格です。
保険会社によって、「ライフプランアドバイザー」や「ライフプランナー」と、自社の営業社員を呼んでいる会社もありますが、そういった呼称と、上記の資格呼称は関係ありません。

資格の難易度

これらの試験に合格するのは、それほど難しくはありません。

たとえば、最初の一般課程試験(生命保険募集人資格試験)などは、目をつぶっていても合格するレベルといったら言い過ぎでしょうが、非常に簡単です。
イメージ的には、免許の学科程度といったところでしょうか。
100点満点で70点をとれば合格しますが、私は100点でした。
私の周りの同僚も95点以下は誰もいなかったほどです。

業界の問題点

私は、個人的意見として、これが生保営業のレベルがなかなか上がらない大きな問題のひとつだと思っています。

下手をすると、仕事の経験がほとんどない専業主婦が、一か月の研修後、誰でも合格するような資格試験だけで、人生設計に大きくかかわる保険という金融商品を扱うこと自体、ナンセンスだと思うのです。

前述の「トータルライフコンサルタント」を取得するには、一部税金や法律等の知識を身に着ける必要があり、これを取得することで、顧客に対して、より質の高い相談業務を行うことができます。
しかし、このトータルライフコンサルタントの資格をとるのは、弁護士や税理士の資格をとるのと同じくらい大変かといえば、まったくそのようなことはありません。
行政書士やファイナンシャルプランナーの資格よりまだ簡単です。
ちなみに、外資系生保では、営業社員全員に取得を義務付けているほどです。

ですから、生保の営業を何年もやっているのに、トータルライフコンサルタントも持っていないような保険セールスは、まず顧客のためにより自分の質を高めるといった姿勢のかけらもなく、そういったセールスに当たってしまった客は、本当にかわいそうだと思います。

もし、保険を検討する段になって、担当の保険のセールスがトータルライフコンサルタントを持っていなかったら、即刻話を打ち切って、他の人から話を聞いた方が良いと思います。