学資保険は必要か?

よく「学資保険って、入ったほうが良いんでしょうか?」という質問をいただきます。
そういう方にはいつも「学資保険に何を求めますか?」と聞き返すことにしています。

ものを買ったり、サービスにお金を払ったりするのは、
そのものやサービスが「必要」だから、お金を払って手に入れるわけです。

学資保険も同じことです。
何か学資を準備することに不安があったり、お子さんが万が一入院したときの保障が欲しいというなら、学資保険に入れば良いし、そういった不安等がないということであれば、入る必要などありません。

「保険の外交の人からすすめられて、入らないでいると、あとで何かあったときに後悔しそうだから」といった漠然とした理由しかないなら、入らない方が良いでしょう。

学資保険の必要性

学資保険のメリットだと保険会社が言っていることは本当なのか検証してみましょう。

1.学資の積立
確かに、学資保険には、学資を積み立てていって、大学入学時や卒業時等、まとまったお金が必要となるときに、お金がおりるという機能があります。

しかし、学資の積立は、学資保険しか方法はないのでしょうか?
そんなことはないですよね。

銀行でも証券会社でも、お金を積み立てる金融商品はいくつもあります。
しかも、積立の利率が、学資保険だけ突出して良いわけでもありません。
学資の積立という理由だけでは、学資保険の必要性に説得力はありませんね。

2.保護者が万が一死亡した場合、以降の保険料支払いが免除になる
学資保険で学資を積み立てている途中で、親に万が一あった場合、それ以降の保険料の支払が免除になり、入学祝い金などの学資金も当初の契約どおり受け取れるというのは、確かに良いですね。

しかし、これも、免除になる保険料分の保険を親に掛けていれば同じことです。
たとえば、免除になる保険料総額が最大500万円というなら、親に20年間500万円の保険を掛けておけば良いだけです。
また、学資保険であれば、親に万が一あっても学資金を満額受け取れるところにメリットを感じるなら、その学資金分の保険を親にかけておけば良いだけですね。

3.子供の死亡保障
子供に万が一あったら数百万円おりるという保障がついている学資保険は多いですが、そもそも子供に万が一あったときに保険金は必要ですか?

親に万が一あったら大変ですが、子供に万が一あっても、悲しみ等精神的なことは別にして、金銭的にはそれほどダメージはないですよね。

まずは親の保険が大事

このように、学資保険は、おじいちゃんおばあちゃんが掛けてくれるなら、ありがとうと言ってもらっておけばよいですが、自分で保険料を負担して加入することを考えた場合は、それほど大事な保険ではないということです。

それよりも、親の保険が大丈夫かどうか確認する方が先決です。